弁護士が見た「地面師たち」
Netfilix「地面師たち」、皆さんはもう見られたでしょうか。しびれましたね。
不動産取引の際の多くは、本人確認は司法書士が中心となって行いますが、第1話で弁護士の「本人確認情報」の書類として、法務局宛の弁護士による文書が作成されています。
同じ第1話で、山本耕史演じる石洋ハウスの開発事業部部長に弁護士名義の内容証明が送付され、予定していたプロジェクトが売主の翻意で消し飛んでしまう描写がありました。
第1話では、この二つのシーンに弁護士が登場します。それぞれの弁護士は、同じ「藤島」という苗字で、本人確認書類を作成した方が「孝通」、内容証明を送った方が「利信」で事務所の所在地はそれぞれ麹町と有楽町でした。
弁護士は文書に押印する際に「職印」を使うわけですが、この二つのシーンの職印を見比べてみてください。
よーーーく見ると、同じ藤島「孝通」弁護士の職印が押されていることがわかります。
内容証明を送った本当の差出人はもしかすると・・・とも思ってしまいますね!